MNP転出「料金発生」のタイミング「古い契約先の月額利用料」請求は?
MNP(ナンバーポータビリティ)で、携帯電話会社を、乗り換えたとき、変更月の月額料金は、2重払いになるのか?
日割計算されるのか?、それとも、新旧両方の月額料金を支払う事になるのか?
調べてみました。
旧SIM(転出前のキャリア)の携帯料金ですが、解約月の請求料金は、日割計算されません。
これは、解約手続きしたあとでも、少量のデータ通信が、発生することがあるのが、理由のようです。
例えば、4月10日に、MNPにて新SIMの開通手続きをしても、解約した月の旧SIM側では、月額料金が請求されます。
新SIM(転出先)での料金が発生するタイミング・課金開始ですが、契約内容により、大きく分けて、2通りあります。
・利用開始の日(開通手続き日)から、新SIMの料金が「日割計算」で発生開始する場合
・月額基本利用料などが日割り計算されず、満額請求になる場合
これは、新規契約した、転出先(新SIMの会社)の契約にて、ご確認いただくしかありません。
例えばですが、ahamo(アハモ)や、Linemo(ラインモ)などでは、新規契約月の月額料金は日割り計算されます。
以上のことから、概ね、MNP転出した場合、解約月は、旧SIM側で、満額の月額料金が必要です。
転出先(新SIM側)では、開通手続きした日を含めた、日割計算になることが多いです。
と言う事は、月初め(上旬)に、転出(開通手続き)するよりは、下旬に手続きをしたほうが、料金的には「お得」と言う事が言えます。
ただし、MNP予約の有効期限は、旧SIM会社でMNP予約した日から、14日間です。
その14日間以内に、新SIMの開通手続きが、完了する必要もあることから、新SIM会社では「10日以上の有効期限がないと受付しない」ケースが多いです。
よって、最適な方法は、下記のとおりになります。
その月の13日~14日頃に、旧SIM会社で、MNP予約をする。
17日頃までに、新SIM会社の契約を行う。
新SIM会社のSIMカードが届いたら、下旬に、開通手続きを行う。
これで、そんなに、大きな2重負担にならずに、通信会社の変更ができることでしょう。
ただし、例えばですが、docomo(ドコモ)のギガプラン(旧プラン)などから、ahamo(アハモ)に、初めて変更する場合には、変更月は月額料金の高い料金プランのみが課金されます。
要するに、旧プランが、アハモより高い料金だった場合には、変更月は、旧プランの料金請求で、翌月からアハモの料金請求になります。
※回線は、アハモの開通手続きが、完了したときから、アハモ回線を使用できます。
ちなみに、開通手続きは、すぐに対応とならないケースがあります。
新規SIMの会社が、すぐに開通できますと、うたっていても、実際には、混雑していて、10分程度かかったり、場合によっては1時間ほど時間がかかるケースもあります。
これは、新規SIMの会社の遅延と言うよりは、旧SIMのキャリアの転出のデータ処理(サーバー処理)が、遅延することがあるのが、大きな理由のようです。
なお、格安SIM会社の場合、自動処理されない(システムがない)場合があり、夜間に開通手続きを行うと、翌日の処理開始になる場合があります。(docomoなどは24時間自動処理)
また、MNP予約番号の有効期限の最終日までに、開通手続きを行わなかった場合には、スマホの設定が、完了していなくても、自動で開通扱いとなる場合が多いです。
※旧SIM側にて、MNPの予約をして、まだ、どこにも新SIMの契約を進めていなかった場合に、有効期限を過ぎると、MNP転出はされません。(新SIMが届いていないと言う、まだ、どことも未契約の場合)
以上、契約内容によって、転出する場合、転入する場合と、若干、課金内容が、異なりますので、新旧、しっかり確認してから変更・契約したいところです。
・ahamoになったかの確認方法「ドコモからアハモへの切り替え(変更)」iPhoneの場合で解説(心配解消・実録)
・2021年「ドコモの新料金プラン」ahamo(アハモ)特徴を分かりやすくシンプルに詳しく解説
・アハモ(ahamo)を中学生・高校生・大学生など未成年が使用する方法(名義変更)
・中学生・高校生の本人名義にてドコモで新規契約する場合に必要な物
・OPPO A73 旧機種からのデータ移行方法など【楽天モバイル版】
スポンサーリンク