iPhone8はAppleStoreとドコモのどちらで購入した方が安いのか?と言う話

iphone8plus

2017年9月に新発売となった最新機種のiPhone8(アイフォーン・エイト)と、iPhone8PLUSですが、機種変更などの際に、ドコモで買った方が安いのか?、それとも正規のアップルストアで購入した方が安いのか?を検証してみました。
その後、割引やキャンペーンが追加される可能性もありますので、今のところ2017年9月22日新発売時点での比較情報となりますこと、ご容赦願います。

目次

予約開始日と発売日

予約開始日は2017年9月15日16時01分~
発売日は9月22日

販売価格

アップルストアでの販売価格、ドコモ・AU・ソフトバンクでの機種一括代金は下記のとおりです。

iPhone8(64GB)—-7万8800円[税別]、税込価格85104円
iPhone8(256GB)—9万5800円[税別]、税込価格103464円

iPhone8Plus(64GB)—-8万9800円[税別]、税込価格96984円
iPhone8Plus(256GB)–10万6800円[税別]、税込価格115344円

ちなみにiPhoneX(アイフォーン・テン)は下記の通り
予約開始日は2017年10月27日、日本の販売日は11月3日と、生産がまだ十分ではないため、1ヵ月遅れとなっています。
iPhoneX(64GB)—11万2800円[税別]、税込価格121824円
iPhoneX(256GB)–12万9800円[税別]、税込価格140184円


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上記に対してドコモオンラインショップでの「iPhone8」および「iPhone8Plus」「iPhoneX」の販売価格は下記のとおりです。
先に明記しておきますが、ドコモショップや販売代理店での店頭価格ではありません。
ドコモでは別の価格になると発表していますので、下記の金額はあくまでも、ドコモ・オンラインショップ(ドコモの通販)での販売価格となります。

iPhone8(64GB)–実質負担金31752円(月額1323円)(税込)
iPhone8(256GB)-実質負担金50112円(月額2088円)(税込)
iPhone8Plus(64GB)-実質負担金43632円(月額1818円)(税込)
iPhone8Plus(256GB)-実質負担金61992円(月額2583円)(税込)

iPhoneX(64GB)–実質負担金68472円(月額2853円)(税込)
iPhoneX(64GB)–実質負担金86832円(月額3618円)(税込)

ドコモが発表した時点で、ソフトバンクとAUは、まだ販売価格の表示はありませんでした。
本体価格が割引される月々サポートの額は、Android機種よりも良く、最低でも64GBという大容量モデルから購入できるという点を考慮すると、実質負担金の金額としては安いとみてよいでしょう。
新規購入・MNPの場合には、ソフトバンクが最安なようです。

これらの情報をもとに、iPhone8シリーズはアップルで購入した方が安いのか、ドコモで購入した方が安いのか、ランニングコスト・維持費も踏まえて比較してみます。

docomoシンプルプランの登場

NTTドコモの料金は基本的に「基本プラン」+「パケットパック」の組み合わせ・仕組みです。

そして、2017年6月1日からは新しくスマホ向けに「シンプルプラン」と言う基本プランが登場しました。
家族通話は無料となりますが、その他の電話は30秒20円掛かるという基本的なプランです。
このシンプルプランはシェアパック専用プランで月額980円(税別)となります。
この新しい基本プランの登場で、2016年にiPhone7が登場した時とは、環境が違っていますので、改めてドコモがお得か、それとも、AppleStoreでiPhone8を購入して格安SIMした方がお得か計算してみました。

以前は月2700縁で国内通話24時間無料の「カケホーダイプラン」しかなかったのですが、1700円で1回5分まで通話無料の「カケホーダイライトプラン」が2016年10月21日から登場していました。
要するに、ドコモでスマホ利用する場合には、これまで、最低でも5分通話無料の「カケホーダイ・ライト」(1700円)でいないとダメだったのですが、あまり通話しない人には願ってもないのが、シンプルプランとなっています。

ただし、現在のところ、パケットパックが家族内でシェアできる「シェアパック」でないと、シンプルプランは使えません。
要するにひとりで使えるデータSパック(3500円)の場合には、シンプルプランは使えず、最低では今のところカケホーダイライト(1700円)との組み合わせとなります。
よって、ひとりの場合には、相変わらず、格安SIMを利用した方が圧倒的にお安いです。

しかし、ご家族3名、4名と人数が多ければ、ドコモのシェアパックを利用しても、格安SIMを個別に使う場合との料金差・価格差が縮まりましたので、下記の通り検証してみました。

大人2名+子供1名の家族3名の場合

一番安いドコモの料金で利用する場合です。

大人代表–シンプル980円+シェアパック5(5GB)6500円+SPモード300円=計7780円
大人2—–シンプル980円+シェアオプション500円+SPモード300円=1780円
25歳以下–シンプル980円+シェアオプション500円+SPモード300円=1780円(U25応援割でパケット1GB無料追加)
このケースでは、合計6GBを家族でシェアして、合計11340円(税別)となり、3名平均すると3780円となります。
ドコモユーザー15年以上の方が代表になると、シェアパック5は、800円割引となりますので、この場合、合計が10540円(税別)となります。

この月額料金にプラスして、スマートフォン・iPhoneの端末の月賦(24回払い)の実質負担がプラスされる訳ですね。

大人3名+子供1名の4名の場合

上記の合計に、大人1名分が加算されて、合計は13120円が最低料金です。
ドコモ15年以上の方が代表であれば、12320円。
4名平均だと3280円、代表者15年長期割引だと4名平均3080円(税別)です。

大人2名+子供2名の4名の場合

同様に1名分が加算されて、合計は13120円が最低料金です。
ドコモ15年以上の方が代表であれば、12320円。
ただし、25歳までの子供が2名でしたら、5GBが7GBと増えます。

他の割引キャンペーン

現時点でのその他、例外的なキャンペーンとしては、60歳以上の方がガラケーからスマホに変えて、家族でのシェアパック利用でしたら「シニアはじめてスマホ割」(2018年2月28日までの申し込み)が2年間適用されます。
その60歳以上の方が、カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)でしたら1520円割引、シンプルプラン(スマホ)だと980円割引と言う事で、実質2年間の基本料金が大幅に割引となる印象です。

また、家族で同時に同一店舗にて2代以上のスマホを新規・機種変更して「シェアオプション」を利用すると、機種代金が1台4800円(税別)割引になる「家族まとめて割」が2017年11月30日まであります。
2台だと、合計で9600円(税別)割引となりますので、結構、お得です。

いずれも、2年間同一回線の継続利用が条件でして、もし、途中で回線解約・定期契約のない料金プランへの変更時などには、10260円(税込)の解約金が必要となります。
ただし、契約満了月の翌月および翌々月は、解約金不要で変更可能です。

iPhoneなど、スマホの機種に拘らないのであれば、docomo withが適用されるスマホにすると、ずっと、毎月1500円割引も受けられます。
※iPhoneは適用外です。

あと、古いスマホは恒久的なキャンペーン「下取りプログラム」で、ドコモに下取りしてもらうと、ドコモポイントをもらえます。
傷がついていても、画面が割れてなければ、良品として下取りしてもらえます。
また、機種変更したあとでも、10日ほど以内であれば、あとから下取りしてもらえますので、データを移したあとに手放せます。
郵送式だと-1200ポイントですので、ドコモショップで対応すると良いです。

このようにドコモでは「dポイント」がつきますので、このdポイントやドコモポイントも結構、侮れません。
2年縛りを受けていても、2年後の更新時には3000ポイントの「更新ありがとうポイント」ももらえます。(臨時ポイントなので有効は6ヶ月間)
ステージによって異なりますが、1000円で10ポイントつきまして、次回の機種変更時などにポイントを使えます。
ドコモ継続利用期間が15年以上だと、シルバーステージですが、1000円で10ポイントには変わりありません。

色々と割引やキャンペーンがありますので、非常に複雑ですが、上記のように毎月の料金としては、シェアパック5GBを利用して3名だと平均で3780円、4名だと3280円といったとこに、+機種の24回払いの実質負担がいくらか?と言う事になります。

ドコモで購入した方が安いか?

それでは、本題となる、iPhone8をドコモで購入した方が、2年間使用の場合にはどちらが安いか?です。

格安SIMで安いフリーテルですと、3GBの音声通話で月額1600円(税別)、1GBで1199円(税別)です。
もし、フリーテルを4名で利用するとなると、3GB+1GB+1GB+1GBとして単純に計算すれば、合計5GBで5197円となります。
フリーテルの場合、LINEなどのSNS通信料が無料になりますが、ドコモWi-Fiのように外出先でのワイファイ無料と言うのはないので、外出先でも基本的にはLTE通信することになり、通信容量は食います。
その反面、ドコモではSNS通信の無料は無いのですが、ドコモWi-Fiを無料で使えますので、空港や駅、レストランなどではデータ通信料(パケット)を使わなくて済みます。
このように、一長一短ではありますが、4名で5GBと単純に考えますと、ドコモでは新しくシンプルプランができたお陰で下記のように格差が縮まりました。

格安SIMのフリーテルで4名合計6GBの場合には5197円。
ドコモで一番安いプラン4名ですと5GBシェアで、12320円。

まぁ、単純に申し上げれば、ドコモの方が、約7000円(税別)ほど高いです。
年間で84000円(税別)ほど4名では格差が出ると言う事ですね。

ただ、iPhone8を購入・機種変更する場合で考えてみます。

アップルで購入するiPhone8の64GBタイプは、価格が78800円(税別)、税込みだと85104円です。
これが、ドコモの場合、月々サポートを適用すると、1ヶ月1323円(税込)の負担、すなわち24回支払いで、合計31752円(税込)の負担で手に入ります。
ドコモで新規・機種変更した場合には、57024円分(税込)の月々サポートを受けられ、その分、安く手に入ると言う事になります。

となると、あとは、アップルストアで購入して、フリーテルで使用するのと、ドコモで購入してドコモで使用すのと、どちらがお得か?と
と言う話で比較することになります。

アップルストアでiPhone8を85104円(税込)で購入して、フリーテル3GBの月1728円(税込)で2年間使用した場合の支払総額は、126576円(税込)です。
ドコモでiPhone8の月々サポート適用で購入して、2年間使用した場合、上記の「シンプルプラン」「シェアパック5」を4名使用の平均値3542円(税込)だとすると・・。
機種の実質負担金が31752円と、1323円の24回分に、4名でシェアした場合の平均3542円X24回(2年)ですので、合計支払いが116760円(税込)となり、フリーテルのプランよりも9816円も、ドコモの方が「安く」なります。

何が言いたいかと申しますと、ドコモに月額980円の基本料金「シンプルプラン」が登場したことで、家族4名の場合には、月400円ほどはドコモの方が安くなる状況が、iPhone8の登場時からはあり得ると言う事です。
2016年のiPhone7の時には、このようにドコモの方が安くなる可能性があると言う事は無かったのです。

こうなりますと、2016年9月に18年利用していたドコモを辞めた私も、ドコモに復帰する時期がやってきたと感じています。
離島や山奥ではdocomoが一番繋がりやすいので、auやSoftbankの回線は考えられません。
幸には家族のひとりがずっとドコモでしたので、その家族を主回線にすることで、15年以上の長期割引も適用でき、更に安くなります。

このように、皆様の家族構成などによっては、2017年のiPhone8に機種変更する場合、格安SIMにするよりはドコモの方がトータルだとお安いという状況も発生します。

ひとりの場合

ドコモでひとり利用の場合には、980円のシンプルプランが使えませんが、2017年1月30日からはカケホーダイライトプランが使えるようになりました。
この最低料金での組み合わせは下記の通りになります。

基本料金1700円のカケホーダイライトプラン+ひとり向けのパケットパック3500円のデータSパック(2GB)で合計5200円(税別)、税込みだと維持費は毎月5616円です。
※15年以上の長期割引ずっとドコモ割適用だと、-600円で4600円(税込で4968円)

この場合、ドコモにてiPhone8の新規・機種変更での2年間支払い総額は、実質負担金が31752円、通信費が2年で119232円(税込)で、ドコモ合計は2年で150984円(税込)になります。
15年の長期割でも13万6000円くらいです。
よって、家族でシェアパック利用ではなく、ひとりで契約した場合には、アップルストアで購入してSIMはフリーテルの方が、維持には安いというランニングコスト計算になります。

なお、いずれにせよ、ケータイ補償サービス for iPhone & iPadなどの故障時のサービスは不要と考えています。
その理由は下記にて・・。

以上の金額などは2017年9月15日現在です。
その後のキャンペーンや新たな割引・料金改定などによって、状況が変わることがありますので、ご容赦願います。

iPhone8の故障保証に入るのと入らないのはどちらがお得?


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悩みます

今回は、iPhone8シリーズに機種変更した場合、家族4人でシェアパック5でしたら、ドコモの方がお安いので、MVNOから、キャリアに出戻りたいと思っています。
iPhone8シリーズは2017年9月22日新発売ですが、iPhoneX(アイフォーン・テン)は、2017年11月3日発売で、しかも初期生産が遅れていて、なかなか手に入りにくいと予測されます。
そのため、正直、悩みます・・・。
発売日が両方とも同じでしたら、迷わず、12万円するiPhoneXなのですが・・。
私がスマホを使用するうえで、重視していますのは「カメラ機能」です。
出張先で静止画や動画を撮影する機会が多いので、少しでも「綺麗」に写真が撮れるのはありがたいです。
そして、iPhoneXと、iPhone8プラスのカメラ機能を比較しますと、そんなに差は無いようなのです。
かと申しましても、iPhone8Plusと、iPhone7Plusも、そんなに大きく変わりは無いので、そのような意味では、値下げされているiPhone7PLUSでも良かったのですけれど、A11チップは処理も早そうだなとは感じています。
しかし、23000円もiPhoneXの方が高いのは、ちょっと、お得感が無いのですが、カメラの望遠にも手ぶれがついているのは、X(テン)だけとなります。
悩んでいるうちに日にちが経過して9月22日の発売日を迎えました。
すると、アップルストアも、昨年の行列200名が、60名ほどにしかなっていなかったと言います。
その後の報道では、iPhone8/8Plusの予約数はiPhone7/7Plusを下回っているとあり、店頭在庫も結構、あるようです。
要するに、iPhone8は、私のように悩んでいる方が多いとと判断し、今回は、iPhone8PLUSにせず、2017年11月4日に発売されるiPhoneXを待つことにしました。
もし、iPhone8Plusで、かなりお得なキャンペーンが追加されたら、やっぱり、8Plusにするかも知れませんが・・。
それにしても、iPhoneも発売されてまだ10周年しか経過していないのには、ちょっと驚きです。
その10年の間には、かなり進化したという印象を受けます。

※消費税は8%で計算されています。
※契約加入料や故障サービスオプション料金などは計算に含まれていません。
※実際の家族構成や年齢などによっても割引やキャンペーンが異なりますので、誰もが上記の通りになると言う事ではありません。
※金額のミス・計算上のミスなどがあった場合や、調査後のキャンペーンなどで新たな割引が発生して責任は負いかねますので、参考としてご覧頂き、実際にはご自身で充分に確認いただけますようお願い申し上げます。

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