iPhoneXの顔認証機能を色々試してみた「メガネは?、マスクは?」
2017年11月に新発売されたiPhoneX(テン)のフェイスID、要するに「顔認証」face-IDの機能が素晴らしいことに改めて気づかされます。
2018年9月に新発売された後継の、iPhoneXS、iPhoneXS-MAX、そして、iPhone-XRでも同様ですので、付け加えさせて頂きます。
昔までは、指紋認証でしたが、その場合、ホームボタンに指を押し付ける動作が必ず必要です。
そんな動作が無くて、スマホに顔を向けるだけ認証されて、画面が表示されるのは、ほんと「ラク」です。
でも、どのような状況でも顔認証はさけるのでしょうか?
色々と試してみました。
目次
眼鏡をかけている場合
iPhoneXのフェイスIDの登録時に、ちょっと意地悪をして、メガネを付けた状態で、最初の初期登録を行いました。
登録自体は普通に完了できます。
メガネを外してくださいなどのメッセージは表示されません。
そして、メガネをつけている場合での認証も、もちろんOKでした。
また、メガネを外したときの認証は?となると・・。
問題なくOKでした。
眼鏡をつけている/はずしているは、関係なく本人の顔だと認識してくれます。
当然ですが、寝起きでメガネをしていない状態でも、認証されます。
アクビ顔
しばらくして、色々と試してみようと、更に意地悪してみました。
あくびちゃんではありませんが、まずは「あくび」をしている状態で、顔認証が成功するか試してみます。
例えば、寝起きにスマホをいじる際には、アクビしていることも十分考えられますのでね。
と言う事で、クチを大きく開けて認証操作してみますと・・・。
問題なくOKでした。
アクビしているのは全く問題ありません。
と言う事は、話をしている時(会話中)でも支障はないでしょう。
次には目をつぶった状態で試してみました。
目を閉じる
目を開けていない、閉じている、つぶっている状態の場合ですが、完全に目をとじている状態では・・。
認証エラー(認証できず)でした。
このように認証できなかった場合には、数字のパスワードにて入ります。
同様のエラー案件としては、顔を半分隠しているような場合にも認証されません。
では、目を半分開けているくらいの時はどうでしょう?
目を半分開ける
例えば、太陽がまぶしかったり、眠たかったりと、目が半分くらいしか開けていないときも考えられますね?
とても誰かに見せられる顔にはならないですが、目を薄く半分くらい開けて、認証にチャレンジしてみました。
すると・・・。
認証成功しました。
たまたまだったことも考えられますので、数回やってみての結果です。
ちなみに、ほとんど閉じた状態だと、認証されませんでしたので、黒目が見えるかどうか?、が基準のように思えます。
以上の実験から、鼻から上の部分が顔認証の範囲かなと感じたのですが、結果は違いました。
と言う事で、こんどはオデコを隠してみました。
オデコを隠す
熱が出たかな?と言う時に、オデコを自分の手で触ることがありますよね?
そのポーズでiPhoneXの顔認証を試してみると・・・。
認証成功しました。
と言う事は、オデコも関係ないようです。
これで、鼻から上、オデコから下の状態を確認して、顔認証していることが予測されます。
髪の毛が伸びて、前髪が多少伸びるのも問題ないでしょう。
つぎは、もっと下の方、口元を試してみます。
マスクをしてみる
日本人は病気でなくても「予防」として、マスクをしますので、外国人からは不思議がわれます。
春先には花粉症の方も、積極的にマスクをするでしょう。
と言う事で、日本独特の文化とも言える鼻と口の「マスク」をした状態で試してみました。
すると・・・。
ダメです。
マスクは意外でした。
鼻まで覆っているからダメなのかな?と考えて、マスクをずらして、口だけ覆う状態にしてもダメです。
アクビ状態はOKだったのに、不意を突かれました。
マスクをずらして、鼻を露出しても認証されないと言う事は、マスク生活の場合、100%顔認証はダメと言う事でして、もし、顔認証でiPhoneXに入りたい場合には、いちいちマスクを外す必要性があります。
もちろん、パスコード(数字6桁・4桁)を登録していれば、その数字認証で入れますが、ちょっと不便そうです。
ただ、悪用防止のための顔認証ですので、まぁ、仕方ない部分はあります。
iOS13.5(2020年5月)にて、iPhoneのFace ID(顔認証)が、マスク着用時、パスコードの入力が行いやすく改良されました。
と言う事で、鼻から下も、認証していると言う事が言えますので、恐らくは、頬(ほほ)の輪郭などを判別しているものと推測致します。
口を隠した場合
口を手で隠した場合(アゴを隠したとも言える)でも、同様に認証されませんでした。
と言う事は、髪の毛以外の顔部分、目上~口元あたりまでが、認識する範囲なようです。
よって、双子の場合には突破してしまうと言う話もちらほら聞こえてきます。
寝そべっている状態
ベットや布団に入っていて、横を向いて「枕」に顔が少し埋もれている状態では、顔の輪郭が判別できないようで、NGでした。
また、周りが暗い場合、例えば、夜中に目が覚めて、スマホをちょっとみたい場合などでは、周囲がかなり暗いと、顔が認証されないようです。
そのような時には、手入力のパスコード入力が必要となります。
ただし、ちょっとでも明かりがあるところでしたら、顔認証される場合もあります。
なお、この問題は、iOS12から少し改善されています。
Face IDは、一度認証に失敗すると、パスコードを入力するか、あるいはロック画面に戻って再度認証を行う必要がありましたが、iOS12からは、画面をスワイプアップするだけで、もう一度認証を行うことができるようになりました。
耳を隠した場合
耳を単純に隠した場合にはOKでした。
頬を隠した場合
頬(ほほ)を隠した場合、すなわち、ほっぺに手を添えている状態(考える人のように)では、認証されました。
口を隠したり、鼻を隠すのはダメです。
以上、このようにiPhoneXのface-IDの認証結果がでました。
認証スピード
顔認証のイメージとしては、かぉを認識させるのに1秒くらいかかるのかな?と想像していました。
しかし、もっと短時間で確認されます。
恐らく、指紋認証のために、指を置いた場合の認証時間よりも、気持ち短縮されているように感じます。
iPhoneXの前面カメラを自分の方に向けると、1秒掛からずに認証されます。
これは素晴らしい早さだと存じます。
このような顔認証機能は、今回はスマートフォンに搭載された訳ですが、銀行のATM、自動車の運転席など、ありとあらゆる場面に応用が利くものであり、将来的にはもっとメジャーな認証方式になると予感しました。
ホームボタンの廃止に関しても、何か新しい方式に触れた際には、最初、戸惑うものですが、3~4日使っていれば、まったく問題ありません。
むしろ、今後は、ホームボタン不要だと感じています。
そのような意味では、10周年記念モデルのiPhoneXは、まさに、近い未来のスマホと言えるでしょう。
使えば使うほど、お気に入り度が増していくと言う不思議なスマートフォンが、iPhoneXでございます。
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