画面故障して見れない古いiPhoneから新しいiPhoneに買い替え・データ復元ノ手続き流れ物語~実録クチコミ情報
目次
iPhoneの画面が真っ黒に(故障)
使っていたiPhoneの液晶画面が表示されなくなりました。
正直なところ、だましだまし長年使用して来たのですが、最初、画面の隅がちょっと黒ずんだ状態になっているのを認識しました。
ただ、昼間の外出先だったもので周囲が明るく、よく確認できずにいました。
その後、最初の異変に気が付いてから約8時間後、画面が映らなくなりました。
液晶画面が真っ暗な状態に陥ってしまい、電源ボタンを押しても表示されません。
バッテリーも70%くら残っていましたので、電池切れでは無いです。
明るさが最低になっている訳ではなく、なにも表示されません。
音は鳴る
iCloudからデバイスを探すにすると、反応しています。
また、マナーモードの切り替えスイッチを入れたり・切ったりすると、バイブは反応していますので、本体そのものは生きている模様です。
その後、設定していた「アラーム」も鳴りましたが、画面は消えたままです。
アラーム設定を解除したくても、なにしろ、画面がつかないので設定変更もできませんし、電話がかかってきても画面が写らないので出る事すらままなりません。
iPhoneを強制的に再起動する方法などもありますが、それを試してみても、画面がなにも映らないので、正しく再起動になったのか?もわかりません。
修理を考えてみた
液晶画面が真っ暗の状態を打開するべく、はじめは修理を考えました。
画面は真っ暗でもバイブレーションやホームボタンの反応があれば、基本的に本体は生きている可能性が非常に高いです。
恐らくはスマホの液晶パーツだけを交換すれば、なおるのと思われますが、100%そうだとは確信が持てません。
前述のとおり設定していたアラームなどは鳴るのですが、もしかしたら液晶画面に繋がる本体基盤側のコネクタ問題の可能性も捨てきれません。
となると、修理費用も何万円もかさむ可能性もありますし、なおらなければその費用も無駄になることも考えられます。
とにかく、早く元の使える状態に戻したいと言うのが最優先的なところですので、やむを得ず、iPhone新品を購入する判断を行いました。
なお、画面がつかないと言う事は、下取りを利用しても微々たる額にしかならないため、故障のiPhoneは後日、画面修理に挑むか?、初期化できればジャンク品としてオークションで売ろと考えております。
AVアダプタを購入して、HDMIケーブルからテレビなどのモニターに画面表示する作戦も考えましたが、取り寄せに時間もかかるのでそこまでは試しませんでした。
最短調達はAmazonで
故障したのが3月でしたので、9月~10月頃の時期よりもiPhoneの最新機種がだいぶ流通してます。
アップルストア店頭の在庫があれば、店に出向けばすぐに購入も可能です。
しかし、日本では人口減少などあるため、Applestoreの店舗は店舗数が昔のように多くありません。
そして、交通費を交通費を掛けてまで行く気にもならないのが私の現状です。
そのため、Appleストアでの通販を最初検討致しました。
ただ、パソコンからのアクセスになるため自宅に戻り夜になってからとなり、通販だと翌日配達にはならず「翌々日」になってしまいます。
画面故障のiPhoneからスムーズにデータ移行ができるとは思えないため、新機種を速やかに手に入れたいところです。
それでも、最初は、アップルストアの通信販売で手に入れようと試みました。
ところが、パソコンからアップル・ストアへのログインができないんですよ。
2ファクタ認証 にて、画面が故障しているiPhoneにコードが届くのですが、画面がうつらないので確認のしようがない・・・。
Applestoreはあきらめました。
正常に動いている他人のiphoneなどを一時的に借りて、SIMカードを入れたりすれば、確認できるようなのですが、そんなことまではしたくありません。
また、ペイデイなどのアプリも当然表示されないので、分割払いも利用できないなど、画面が故障していると色々と問題が大きくなってしまっています。
そのため、次に「アマゾン」で検討しました。
アップルストアはAmazonの中にもありますので、Amazonから通販購入も可能です。
パソコンなど他の端末からAmazonに接続できれば購入可能です。
アマゾンの場合、今の夜の時間に注文しても「翌日配達」となっていました。
これでしたら、翌日の昼間にApplestoreの店舗に買いに行くのと、そんなに大差はなさそうですし、公式なアップルストアの通販よりも1日早く手に入ります。
と言う事で、最終的に、新規iPhoneは、Amazonから注文致しました次第です。
結果的ですが、夜21時頃に注文して、翌日の朝11時30分に届きましたが、このスピードはお住まいの地域や配送荷物の混雑具合によって異なると存じます。
本体データ移行
iPhoneを買い替えた場合「クイックスタート」を使うと、古いiPhoneから新しいiPhoneへ、スムーズに移行することが可能です。
しかし、画面が表示されないので、故障しているiPhoneから、タッチパネルを反応させることもできず、パスコードも打てません。
iPhone(を始めとしたスマートフォンの多く)は、画面の操作が出来ないとデータのバックアップや移行ができないのです。
BluetoothもOFFにしていたので致命的です。
このように画面が表示されず、とても難関なデータ移行となってしまいました。
iCloudでデータ移行
iCloudバックアップから、データを復元してデータ移行が可能です。
紛失や盗難などで手元にiPhoneがない場合や、古いiPhoneが壊れて使えない場合は、こちらの方法をまず試しましょう。
iCloudバックアップからデータ復元
(1) 新しいiPhoneにSIMカードを移す (最初に移す)
(2) 新しいiPhoneの電源を入れ、「クイックスタート」の画面まで設定を進める
(3) クイックスタートの画面で「手動で設定」をタップ
(4)「Wi-Fiネットワークを選択」の画面が表示されるので、選択して接続
(5) プライバシーポリシーの確認、Face IDを設定、パスコードの作成を順に進める
(6) 「Appとデータ」が表示されるので、「iCloudバックアップから復元」をタップ
(7) 画面に指示に従って手順を進める
※2ファクタ認証は、SIMカードを新しいiPhoneに先に入れておき「電話番号」での認証でクリアできる
ただし、上記の方法は、最新状態がバックアップされているとは限りません。
そのため、復元できても、少し古い状態になってしまう可能性があります。
当方の場合、そもそもバックアップが行われておらず、データが無いと表示されました。
トホホ・・・
iTunesを使ってみる(成功)
パソコンがあることが大前提ですが、iTunesというApple公式のアプリケーション・ソフトをパソコンにインストールして、故障機種からバックアップを取り、新機種にデータ復元を行えます。
まずは古い機種からのバックアップですが、そもそも、画面が表示されないので「信頼されるコンピューター」などの選択がうまくいかず、たどり着いているのかもわからずバックアップは断念しました。
しかし、私の場合、既にパソコンにインストールしており、約3ヶ月前にとったiTunesのバックアップがあります。
そのため、3ヶ月前にはなってしまいますが、復元を試してみることに。
まず、新しいiPhoneをパソコンとUSBケーブルでつなぎますと、スムーズに認識してくれました。
しかし、iOSが古いので復元できない旨の表示が・・。
そのため、新しい機種にてiOSのソフトウェアアップデートをWi-Fi経由で開始しましたが、画面が止まって進みません。
ネットで調べてみても「アップデートが行われない」「終わらない」「ソフトウェアアップデートできない」「進まない」など質問が見当たります。
よって、まずは、スマホ本体をまったく新しく使用する形(新規利用)で設定を進めました。
そして、管理画面の一般から、ソフトウェアの更新を「先に」行っています。
OSのダウンロードに約30分、アップデート準備中に約30分、今すぐインストールを選択できる画面になってから再起動は約5分と早かったです。(必要時間は参考まで)
まぁ、普段のOS更新でも、同じくらい時間がかかりますが、とても時間が必要です。
そのため、本体側からの初期設定時も1時間くらいは待ってみる必要があるのかも?知れません。
さて、新しいiPhoneには先にiOSを更新することで、パソコンiTunesからの復元を開始することができました。
その前に、1度、iPhone側で「探す」をOFFにするようにと表示が出ましたので、端末のほうでOFFにしています。
その後、パソコンiTunesのファイル → デバイス → バックアップ復元 より実行することができました。
さて、復元に必要な時間は、開始後「約1時間」と表示されました。
うーん、ほんと時間がかかり困ってしまいます。
実際には1時間10分ほど要しまして、予定していた外出も取りやめ、復旧を優先させてみました。
約3ヶ月前のデータですし、どこまで復元できるか?、やきもき致しますが、再設定が必要なアプリもあると余計に時間がかかるためです。
最後、復元が完了すると、iPhoneが自動で再起動します。
再起動すると、アプリなどがダウンロード・インストールされるため、これまた非常に待ちました。
合計3時間くらい復元に時間がかかっています。
ログイン再設定が必要だったアプリ
PayPay、LINE、楽天Pay、セブンイレブンアプリなど
写真類はバックアップ時のもとなり、最近には無くなっていました。
ゲーム類は最新状態でしたので助かりました。
ただ、これもiTunesのバックアップがあったので、復元可能となった実録です。
バックアップが無い場合には、どうしても古い機種の画面を修理して表示可能な状態にしないといけません。
バックアップソフトを使う方法
他の方法です。
パソコンがあることが大前提ですが、iCareFoneというアプリケーション・ソフトをパソコンにインストールして、古い機種からバックアップを取り、新機種にデータ復元を行えます。
有料のソフトですが、接続などの段階までは無料で試せます。
チャレンジしましたが、USBコードでiPhoneとパソコンを繋いでも、やはりパスコードや「信頼できるデバイス」を信頼すると選択するところで、画面が表示されないので、タッチ操作が有効だったのか?もわからず接続状態になりません。
そのため、断念しました。
教訓
まず AppleID 2ファクタ認証ですが、他のスマホの電話番号を「追加」することができます。
iPhone、iPad、iPod touch では「設定」>「[ユーザ名]」>「パスワードとセキュリティ」の順に選択し「2 ファクタ認証」の中より、電話番号を追加することができます。
私の場合、サブ機としてAndroidを所有しているため、そちらの携帯番号を追加で登録致しました。
2台持ちではない場合、ご家族などに説明して、家族のスマホを登録するなどできると良いのでは感じました。
やはり、スマートフォンは電子機器でもありますので、当然「寿命」があります。
今回は、長く、長くととにかく使い続けた結果、とんでもない状況に陥り、いらぬ苦労も致しました。
それを考えますと余計な出費や時間を抑えるためにも、少なくとも2年毎に、スマホを新規交換して行くのがベストだと感じました。
どうしてもお金が無いなど節約する場合には、こまめにバックアップを取るしか無いです。
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