iPhoneの電池・バッテリーを長持ちさせる充電方法

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iPhoneのバッテリー・電池は、Android機のように簡単には交換できません。
その為、できれば、バッテリーの劣化を防いで、2年は使えるようにしたいところです。
具体的にバッテリーに対しては下記のように扱うと良いようです。

(1)新品購入時、最初はバッテリーを使い切っる(0%にする)、そしてフル充電する

初期充電に関しての詳細は別のページでご紹介してます

(2)気温40℃以上や、氷点下の場所でiPhpneを保管・充電しない

極端な気温での使用は想定していません。
特に高温の環境の場合、電池の劣化が進行します。
夏の熱い自動車の中は、50℃以上になる場合がありますので、車内に置いたままにしないなど注意が必要です。 

(3)充電できたら、その時点で充電をやめる

iPhoneの電池80%までは急速充電します。だいだい60分もあれば、80%に達します。
80%後は100%まで通常充電となり、100%の満充電以降は、微弱な電流を継続的に与えるトリクル充電に移ります。
これらは電池に搭載されている制御コンピュータで管理されます。iPhoneが制御している訳ではありません。
要するに、バッテリーを100%まで充電させても、USBから電気が供給されているかぎり、それ以降も微力ながら充電がずっと続くのです。
このずっとトリクル充電している状態も、バッテリーの寿命には悪いです。
おなかが満腹の人に、少しずつ食べ続けさせるようなものですのでね。
よって、適切なのは充電が終わったら、すぐにコードを外す事です。

(4)完全放電・フル充電はできる限りさける

電池を使い切った状態(自動でシャットダウン・スリープの0%)で、何日も放置しておくと、電池は劣化します。
フル充電も同様でして、一番良いのは100%になる前、80%~90%程度で充電を終えるのがベストなようです。
ただ、そんなに気にする必要はありません。
しかし、100%になったまま何時間も充電を続けるのは、良くないです。

また、iPhoneを使いながら(画面が長時間表示されながら)充電を続けるのは、熱がこもってバッテリーを劣化させる要因になります。
よって、カーナビなどとして長時間使う場合でも、充電しながら使うのは極力避けた方が良さそうです。
もし、iPhoneを何時間もつけっぱなしにするような使い方をするのであれば、冷房(クーラー)の風を当てるなどして、内部が40度以上にならないよう、工夫できると良い訳です。

(5)毎月1回の完全放電・フル充電伝説

よく、月に1回は完全放電とフル充電をした方が良いとありますが、それは、iPhoneに限らず、リチウムのバッテリーを全く使わない場合の対処方法でして、毎日使用している状態では、特段、毎月対応する必要があるとは考えにくいです。
しかし「最近、電池の持ちがわるくなったな?」と感じた時には、下記の方法を試してみて下さい。
この方法は、Apple MacBook に掲載されている方法です。
Apple が推奨している再調整の方法は、1度100%まで充電されても、トリクル充電を続けて、2時間以上そのまま充電。
充電を止めたら、バッテリ0%まで使い切る。残量不足で自動的にスリープするまで使い続けて、自動スリープしたら、電池0%のまま、5時間以上放置。
こうする事で、電池の制御コンピュータが、バッテリが100%充電された時の状態と、ほぼ0%まで使い切った状態を新しく記憶して、充電時間の制御とバッテリー性能を再認識する可能性が有るとの事です。

(6)Appleによれば、正しく整備されたiPhoneの充電回数は400回まで

iPhoneのバッテリーは、充電回数400回を過ぎると、電池容量いっぱいに充電しようとしても、バッテリーが弱っていると認識されて、新品時の80%程度の容量までしか充電しないよう、バッテリー側の制御コンピュータで抑制されます。
例えば新品で1000mAh の容量を持つバッテリーだと、400回過ぎたら、800mAhが容量だと言う認識に自動的になると言う事です。
すなわち、100%充電しましたと言う表示になっても、電池の容量がダウンしているため、iPhoneを新品で買った時よりも電池が持たないのです。
なので、1年以上使用している場合など、突然、電池の持ちが悪くなったと感じる事が発生するのですが、それが電池の寿命と言う事ではありません。
この400回の数え方は、0割 ・ 10割 の充電が400回と言う計算になるようです。
月曜日に40%・100%に充電すると6割分、火曜日に60%・100%だと4割分でして、これでちょうど10割 = 1回分 と言う計算になるようです。

なお、リチウムイオンバッテリーの特性として、電池の寿命が過ぎると、内部で化学反応が起こり、バッテリーが膨らみはじめます。
iPhoneの場合、バッテリーが膨らみはじめると、裏ふたが膨らんで来たり、もはや過去の遺物ですがホームボタンが反応しなくなるなどのトラブルを引き起こします。

iOS7 からは、Apple純正・認可品のlistingケーブルでないと、エラー表示となりますので、付け加えておきます。

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民間のiPhone専門修理店で、バッテリー交換すると、安い

アップルの延長修理サポート AppleCare+ に加入していると、2年間の間に、iPhoneの場合、だいたい11800円(税別)で修理を受けられます。(画面のみは3400円(税別))
ただし、毎月950円(アップルケアの場合、機種による)を2年間支払う必要があります。バカバカしいです。
AppleCare+ に加入していれば、バッテリー交換は無料で対応してくれると聞きますが、交換してくれるのはバッテリーの性能が80%以下になっている場合に限られます。ここがミソです。
バッテリー性能が80%より低くなっているのは、見た目では表示される訳でもないので、Appleストアまで持っていかないとわかりません。
アップルストアは関東でも店舗は渋谷と銀座だけ、日本全国でも7店舗程度しかありません。
Apple正規サービスプロバイダでも、電池交換ができるようになってきましたが、結構、混雑していますので、基本的には「予約」が必要です。


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もちろん郵送でも修理・バッテリー交換に出せますが、その分、戻ってくるのに1週間要します。
3400円追加で支払うエクスプレス交換だと4日程度にと短縮はされますが・・。
更に、Appleでの正規バッテリー交換は、iPhoneのデータが消えます・・。
ちなみに、AppleCare+ に入っていなくて、無料の保証期間を過ぎていても、Appleのバッテリー交換サービスだけは、7800円(税別)で新しいバッテリーと交換できます。

その点、街のiPhobe専門修理業者を利用すると、修理費用を抑えられます。もちろん、正規の部品を使っていますよ。
修理業者はお店と言うよりは、マンションの1室のような営業形態がほとんどですが、バッテリー交換だけなら10分程度で、しかも、データは消えません。
修理・交換費用も、そんなに高くはありません。
もちろん、工具と電池をアマゾンなどで購入すれば、自分でバッテリー交換できない事も無いですが、自信が無い方にはお勧めできません。

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