iPhone・スマホ「水没」したときの応急処置・簡単復活方法(水を抜く方法)

水没

iPhone(アイフォーン)などスマホや携帯電話を水没させてしまった・・。
と言う緊急事態、防水では無いスマホを水の中に落としてしまった場合に、水分を取り除く、水没復活方法を記載してみます。
いくら注意をしていても、地球には重力がありますし、生活している周りには水が欠かせないですので、うっかり、スマートフォンを誤って水に落としてしまう事はあると思います。
10年もスマホを使っていれば、1回くらいはありそうな事故だと存じます。
洗濯機、トイレ?、プール、お風呂、水たまり?、池?、どんなシーンで水没させてしまうかは、想像がつきませんが、万が一、水没させてしまった場合に、緊急的に対応する方法を知っておくと、知らないとではまた違った結果になるでしょう。
下記のような方法・対応にて、無事に使える可能性も出てきますので、ぜひ、実践なさってみて頂ければと存じます。

目次

水没時の応急処置

(1)回収したスマホの電源を切る
 
まずは、回収したモバイル機器の電源をOFFにします
電源が切れない場合、Androidなど、電池をはずせるものは、バッテリーを外して乾燥を促進させます。
iPhoneの場合には、1度、強制的に再起動してみて、それから電源が切れるのか、実行してみましょう。
電源が入ったままだと、しばらく使えていても、通電していると、水分が電気分解されてしまい、のちに基盤を腐食してしまう可能性がでてきます。
オフにするのが先決です。

(2)スマホ本体を振らないように

スマホの本体に水分が入っていますと、心理的に、振ったりして、少しでも水分を抜きたくなってしまいます。
しかし、水を抜こうなんてスマホを振ると、本体の中に入っている水が、逆に、深部にまで、入ってしまう恐れかあります。
こうしますと、かえって、被害が大きくなることもありますので、スマホは振らないようにしましょう。
構造上、振っても水はほとんど出ないと存じます。

(3)SIMカードを抜く

電源をoffにできしたら、SIMカードを抜きましょう。
乾燥を促進するため、少しでも空気の通り道を作ると言う事になります。
ただし、外出先などで、慌ててSIMを抜くと、小さなものですから、紛失してしまうことがあります。
管理には充分にご注意願います。

(4)ティッシュで拭く

Android機の場合は、電池を外して見て、見える部分の水滴はティッシュなどで拭き取ると良いです。
イヤホンジャックなどのコネクタ部分は、ティッシュの先を「こより状」にして、中に差し込んで拭いてみましょう。
ドライヤーの温風では、無理やり乾かさないようにしてください。
急激に温度をあげてしまうと、チップなどの電子部品が故障する原因になります。
電子レンジに入れると言う荒行も当然NGです。

乾燥材を使う

水没させてしまったスマートフォンに入ってしまった水分を取り除くため、速やかに「乾燥剤」を使ってみましょう。
乾燥材はなんでも良いですが、少ないよりは多めのほうが当然効果が高いです。

空気中には湿度があり、乾燥の妨げにもなりますので、乾燥材と水没したスマホが入る、適切な大きさの「タッパー」を用意して、乾燥剤と水没スマホを入れられるとベストです。
ジップロックなどの密封型ビニール袋でも良いですね。

乾燥材を入れて密閉したら、少なくとも2~3日程度、水分が乾燥剤に吸収されるのを待ってみましょう。
温度が30℃程度と、高めの場所に置くと早いようですが、直射日光を充てるのはNGです。
本体内部の水分が抜ければ、復旧できる可能性があります。
復活できた人の話をまとめますと、乾燥平均日数は2.6日と言うデータもあるようですので、やはり3日間は待った方が良さそうです。

使用した乾燥材やタッパーは、色々と他にも使えると思いますので、再使用・再利用されるて良いでしょう。

水没修理業者を利用する

上記の方法の欠点・デメリットとしては、水分を取り除くのに、数日も時間を要してしまい、また確実に水分が取り除けるかは、結果次第でやってみないとわかりまらん。
そのため、急ぎたい場合などには、最初から修理業者を利用する方法もあります。
水没は、Appleやスマホメーカーの補償はききません。
保証外です。
ただし、キャリアの補償サービスに入っている場合には、その保証の範囲で代替機に交換はしてくれる場合があります。

そんな補償に入っていない、または補償を使いたくないと言う場合には、iPhoneの場合、部品は世界共通で出回っていますので、メーカーでは無く「民間」の修理業者を利用する方法もあります。
ただし、修理用の部品が流通しているiPhoneや、iPadに限った話となりますので、アンドロイド機は民間修理は厳しいです。
なお、民間修理業者では、解体して水分を薬品で洗浄したりしてくれます。

最後には、デジタルマルチメータのような精密なテスター(RSコンポーネンツなどで市販)を使用して、通電・動作確認してくれるはずです。

iPhone 修理 地元の地名 で検索すると見つかると思います。

以上、もし、水没してしまった方が、いま、この記事をご覧頂いてる場合には、謹んで心中お察し申し上げます。
故障なく無事に回復となりますこと、心よりお祈り申し上げます。

ちなみに、私の場合には、水没での故障などが発生した際に備えて、保険会社の商品である「携行品保険」に入っています。
下記のセゾンにある「お買物安心プラン・充実コース【Y】」に入っています。

携行品保険・お買物安心プラン充実コース【Y】

携行品保険に入っていますと、全額は新品でない限り難しいですが、万が一の際に、ある程度の金額が保険金として支払われます。
なお、通常の携行品保険は、スマホなどの電子機器は対象外の事が多いのですが、このセゾンの「お買い物安心プラン充実コースY」は違います。
なんと、スマートフォンが故障した際にも保険金が降りるのです。
修理費用か、新品購入のどちらが安いか?、その安いほうの金額をベースに保険金が出ると言う感じです。
タブレット、カメラ、バック、メガネ、ネックレス、時計、靴が故障・破損した場合も対象です。
例えば、外出先で盗まれた場合の盗難でも、きちんと警察に被害届を出して、状況に問題なければ、保険で補えます。
そして、盗難の場合には、現金・新幹線キップも3万円を限度に支払われます。
ただし「紛失」は、失くしたことが証明できませんので、対象外です。
しかし、月額300円の掛け金ですので、悪くありません。
この紛失が、ドコモなどの携帯電話会社が行っている補償プランと大きな違いですが、私の場合、出張が多いため、万が一、盗難や破損した場合には、この保険にお世話になるだろうと言う公算となっています。

以上、お忙しい中、ご覧頂きまして、ありがとうございました。

※記載している乾燥方法は参考までです。何かトラブルなどが発生しても当方では一切責任は負い兼ねます。自己責任にてお願い申し上げます。



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