フリーテル倒産~今の契約はどうなるのか?端末の残金は?

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フリーテル倒産

格安SIMをけん引していた「フリーテル」こと、プラスワン・マーケティング株式会社(2012年設立)が、2017年12月4日、民事再生手続開始の申立てを行いました。
厳密な事を申しますと、破産ですが、一般的によく知られる事実上の「倒産」です。

2017年3月期は、売上高100億円も突破していました。
しかし、営業赤字は53億円と、とんでもない額に達していました。
今回の負債総額は約26億円と推定されています。

なお、格安SIMの通信サービス(MVNO事業)は、2017年11月1日を持って、約36億円で買収した楽天モバイルに移行されており、今回のフリーテル倒産で、スマートフォンが使えなくなると言う事はありません。
通信サービスは、何も手続きすることなく、引き続き利用できますので、その点はまずはご安心願います。

しかし、具体的に、現在また今後、どのような影響が出て来るのか、調べてみました。


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2017年11月から楽天にサービスが移っているのは下記の内容です。

・FREETEL SIM(使った分だけ安心プラン、定額プラン)
※プレミアムバリュープラン 、スマートコミコミ、スマートコミコミ+にセットのFREETEL-SIMも含む。

・YAMADA SIM PLUS powered by FREETEL

・ニコニコSIM(仮)powered by FREETEL

・FREETEL-SIMに付帯するオプションサービス
※つながる端末補償 by FREETEL、FREETELでんわ-だれでもカケホーダイ、FREETELあんしんセキュリティパック、データ復旧サービス for FREETEL

よって、フリーテルが2017年10月31日までに発行している、使用中のフリーテル端末や、フリーテルSIMは、問題なく使用できます。

なお、フリーテルは出資してもらえそうな企業として、ITコンサルティングなどを手掛ける株式会社MAYA SYSTEMと基本合意しているとしており、今後、その会社の指導のもと、再生を目指すことになります。
まぁ、こうなることを予測して、利用者には極力、迷惑が掛からないよう、楽天に主な収益源の通信部門を1ヶ月前に売却したのでしょう。
そのため、フリーテルのサイトは閉鎖もされておらず、マイページ(利用者手続き)にもアクセスは通常通りできます。

現時点で新規申し込みができないのは下記の内容です

・下取りに出すことで6か月ごとに新機種に変更できるプラン「とりかえ~る」
・特別買取サービス
・PREMIUM端末補償
・FREETEL Coin

上記の内容は、民事再生法に基づく、事業再生が行われれば、引き継ぎされるものと推測致します。

端末の交換や保証サービスについては、まだ対応が決まっていない模様です。
新しい端末の供給はもう難しいでしょうから、端末補償サービスは終了になると考えて良いのではと存じます。

以上の事から考えますと、下記のような感じになるかと存じます。

フリーテル端末を分割払い・月賦払いしている「スマートコミコミ」は、すでに楽天モバイルに移行されているため、引き続き、利用でき、請求・支払いもいつもどおりです。
ただし、楽天は、2018年1月頃に、FREETEL SIMを「楽天モバイル」へとブランド統合する予定です。
ブランド統合したあとでも、FREETEL SIMでのサービス内容や料金、適用中のキャンペーン、問い合わせ先などには変更はなく、ユーザーは特に変更手続きなど不要で、引き続き利用できる見込みです。
要するに、もう、フリーテルのお得な料金プランでの申し込みはできませんが、すでに利用しているSIMは、条件など変わらず使用できて、毎月の支払い変わりなく請求がきます。
よって、もし、現在、フリーテルSIMを利用している方は、契約解除しますと、2度と同じ内容での申込はできませんので、その点は注意が必要です。
今のところは、値上げや契約条件変更などは、楽天も考えてはいないようですが、楽天モバイルの従来のプランと、新規申込はできませんが、フリーテルのプランと、楽天では2つ存在することになります。

フリーテルでの契約条件は今のところ、楽天に引き継がれていますので、早まって、解約はしないほうが良いです。
ただし、お昼頃の通信品質が悪い状態など、改善が図れることはないでしょう。
もっとも、計画通りに経営再建が進まない場合などには、裁判所が職権で「破産」手続きに切り替える場合もありえますので、まだ、将来は不透明です。

また、スマートフォン本体の割賦契約期間中の場合には、解約してしまいますと、割賦残債を一括での支払が必要となったり、違約金が掛かったりしますので、契約時の内容をよく確認してからにしましょう。

楽天モバイルに統合されたあとは、楽天ポイントが貯まったり・使えたりする可能性もあり、楽しみなところです。
2017年12月上旬には、フリーテル契約者に対して、楽天より提供会社変更のお知らせハガキが発送されています。

民事再生法の適用により、実際に困るのは、フリーテルに納品していたスマホ製造会社などです。
フレーテルからの支払いが滞ってしまう恐れがあり、連鎖倒産なんてことも可能性はありますが、中華の機種ですので、日本の企業はあまり影響ないかも知れません。

新キャンペーン情報

楽天より、2018年春頃から予定している、フリーテルSIM利用者向けのキャンペーン概要が、2017年12月8日に発表されました。
フリーテルから楽天モバイルに乗り換える場合の特別な割引となるようです。

まず、通常の楽天モバイル特典が適用されます。
更にプラスして下記の内容が適用される予定です。

・FREETEL SIM MNP転出手数料無料(2000円~15000円税込)
・楽天モバイル契約事務手数料無料(3665円税込)
・スーパーホーダイ月額基本料初月無料+1年目500円割引(月額基本料1480円から)

適用条件としては、楽天モバイル料金プラン「スーパーホーダイ」へ乗り換えた場合のみとなるようです。
データも通話も使い放題なのがスーパーホーダイで、月額1980円からとなっていまする
まだ、精査しないと分かりませんが、現在のフリーテルSIMよりは月額料金は高くなる可能性もあります。
ただし、フリーテルの使った分だけ安心プランは、今のところ廃止にする予定は無いようなので、手続き変更しなければ、そのまま引き続き使えます。
また、フリーテルの端末セットで利用している場合には、どのようになるのか?、まだ正確なところが不透明です。
端末に関しては、楽天ではなく「プラスワン・マーケティング」での対応となるため、新機種が今後発売されないと、とりかえ~るなどの利用は実質できないと言えます。
しかし、このように楽天もお得なプランを今後用意して参りますので、今すぐにフリーテルSIMを解約するなんてことはしないほうが得だと存じます。

特に、楽天は2019年頃に、携帯電話事業を開始する可能性があります。
電波の確保ができれば、ドコモ、AU、ソフトバンクに続いて、第4の携帯電話会社が誕生する見込みです。
その時には、当然、新規ユーザー確保のため、既存の楽天モバイル・フリーテルのユーザーには、お得なお得なSIM切り替えのプランも登場するでしょうから、いずれにせよ、早まった行動はしないほうが得策だと存じます。
ただし、楽天も新規で日本全国に「基地局」を独自に新設することになります。
当然、設備投資だけでも6000億円と発表がありましたが、既存の3社でさえ毎年3000億~6000億円を投資して基地局を整備しています。
そのため、何も基地局を持っていない楽天が数ヶ月と短期間で日本全国に設置できる訳ありませんので、まずは、東京・大坂・福岡・名古屋といった都市部から基地局の整備を開始するでしょう。
しかし、例え大量の資金を投入したとしても、何年もかかる話です。
よって、昔、docomoもJ-PHOHEなども、首都圏などの都市部でしか使えなかったような時代があったときと同じように、最初の数年間は通信エリアが狭いと考えられます。
ただ、今どき、それでは利用者は困ってしまいますので、楽天の新規携帯電話事業の4G-SIMにプラスして、既存の楽天モバイルのSIMも併用(SIM2個)で、結果的に全国カバーできるような独自端末も発売するなど、何かしら手を打ってくるものと推測しています。


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しかし、SIMに限らず、今の日本では、やはり「格安」で販売したり、儲けたりするのは、もう難しい経済状態となっています。
100円ショップや、100円寿司も界が近いですし、今後も、色々な物やサービスは、値上がりして行くことでしょう・・。

メッセンジャーアプリのデータ通信無料が廃止に

その後、利用条件の変更が発生致しました。
旧フリーテルでは、LINEや、Facebook、AppStoreなどのアプリ利用時の通信量は「無料」でしたが、これが廃止されます。
ただし、単なる廃止ではなく、無くなる代わりに、データ容量が無料付与されます。
定額プランの場合には30%分が無料に、使っただけ安心プランの従量課金の場合には10%分が無料で増量されます。
例えば、定額3GBで契約している場合には、3.9GB使えると言う事になります。
従量課金の方は、3GBまでが3.3GBまでと言う感じで伸びます。
楽天モバイル(旧フリーテル)では、2018年11月1日より、新条件となります。

また、何か新しいことが分かりましたら、追記などして参りたいと存じます。

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